あす(16日)の為替相場見通し=円高への戻り試す局面

  あすの東京外国為替市場は、円買い戻しによる円高を試す局面となりそうだ。予想レンジは1ドル=96円80~98円50銭、1ユーロ=127円00~129円50銭。この日は、先週末に米財務省が提出した為替報告書が、日本に対して「通貨安競争は避けるべき」と言及していたことを受け円高が進行。また、中国の1~3月期GDPが伸び悩んだことからリスクオフ姿勢が強まり、円買いが進行した。円は対ドルで一時、97円50銭台まで上昇した。ただ、今月2日の92円台後半から短期間で7円強の円安が進んだだけに調整が入ってもおかしくない局面にある。特に、今週18~19日には20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議があり、各国要人の発言も注目される。
 また、この日は米4月NY連銀製造業景気指数などの発表があるほか、決算シーズンに入った米国株式市場の動向も注目されている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)