あす(16日)の株式相場見通し=自律反発の動き健在、売買代金高水準で売り吸収

 あす(16日)の東京株式市場は、日経平均株価続落の後を受けて、押し目買いの動きが強まり、自律反発の展開となりそうだ。15日の日経平均株価は、終値で4月2日以来約2週間ぶりに5日移動平均線(1万3358円=15日)を下回って、短期的な調整局面を示唆する場面となっている。
 15日は、外国為替市場で円が大きく買い戻された。米財務省が前週末に発表した為替政策に関する報告書で、日銀の金融緩和が円安に誘導したかどうかについて注視する姿勢を明記するなど、外為市場で円安に対して風当たりが強くなってきたことを背景に一時、1ドル=97円台に入るなど円高・ドル安に振れたことが、株式の利益確定売りを加速させた。
 ただ、15日の東証1部の売買代金は、3兆786億円と8営業日連続で3兆円超えの活況を持続しており、売りに対して買い向かう動きの健在さを示している。8日連続は、2007年7~8月の13営業日連続以来の長さとなってきた。
 日程面では、13年度政府予算案が衆院通過、経済財政諮問会議開催、3月の首都圏新規マンション販売に注目。海外では、IMFが世界経済見通し、米3月の消費者物価指数・同住宅着工件数・同鉱工業生産が焦点になる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)