<私の相場観>=証券ジャパン・調査情報部長 大谷 正之氏

 今週は、国内に比べてひと足先の米企業の決算発表に関心が集まりそうだ。総じて好調な業績見通しとされ、円相場は1ドル=96~98円台での推移となりそうだ。従って、日経平均株価は下押しても1万2700円程度までと見ている。

 来週後半から本格化する14年3月期通期業績見通しに関心が集まっている。3月末時点の円・ドルの水準が1ドル=93円台だったことを考慮すると、自動車、電機など輸出関連の主力企業は、14年3月期の想定為替レートを、1ドル=90円前後として業績見通しを公表することになりそうで、足もとの円安水準とのギャップで、上方修正含み部分のアナリストの株価評価に注目が集まる。

 多くの投資家は、活況相場が継続する中で、循環物色が順調に機能していることもあり、資金の回転が効いている。

 そこで注目したいのが、これまで、最も出遅れているセクターの一つとされてきた半導体製造装置関連の銘柄群に注目してみたい。ニコン<7731.T>、東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>の水準訂正による上昇の動きに期待したい。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)