金、原油大幅続落、ボストンで爆発事件発生でリスク回避

金相場、過去30年で最悪の2日間
昨日の海外時間には、前日急落した金や原油が大幅に続落したことなどからリスク回避の動きが強まって、円が買い戻されました。さらにNY時間午後に、ボストン・マラソンのゴール付近で複数回の爆発が起きたことから一段とリスク回避が強まって円が買われました。

欧州時間序盤、欧州株が一旦買われたことからユーロ買いが強まりましたが、その後金や、原油が売られ、株式市場が下落するなどリスク回避の動きとなってユーロも反落しました。しかしその後はユーロの買戻しが優勢となってレンジ内でのもみ合いとなりました。この間ドル円は米長期金利が低下したことなどから97.60円台まで下落しました。

NY時間にはいって、発表された米大手金融シティ・グループの決算が予想を上回ったことなどからユーロ買いが強まって、ユーロドルは1.3100台まで、ユーロ円は128.40円台まで上昇し、ドル円も98円台を回復しました。その後シルアノフ露財務相が「G20財務相らは日本の緩和政策について協議する」「G20は米国と日本の金融緩和について協議する」などと述べましたが、影響は限定的で、その後ドラギECB総裁が「通貨戦争は起こっていない」「日本の政策は日本国内の状況によって決定された」などと述べたことからやや円売りが強まって、ドル円は98.20円台まで、ユーロ円は128.50円台まで上昇しました。

NY時間午後に入っても金や原油の下落が止まらなかったことや、北朝鮮の朝鮮中央通信が「北朝鮮は韓国に対して最後通告を発した」と報じたことなどから、リスク回避の動きが強まって、ドル円は97.20円台まで、ユーロ円は126.60円台まで、ユーロドルも1.3030台まで下落しました。その後「ボストンマラソンのゴール付近で爆発があった。現在、ボストン警察が確認している」と報じられたことからさらにリスク回避の動きが強まって、オセアニア時間にかけてドル円は95.80円付近まで、ユーロ円は124.90円台まで、ユーロドルも1.3020台まで下落幅を拡大しました。

東京時間にはいると米長期金利がやや反発していることもあって、円売りが強まっています。

今日の海外時間には英・3月生産者物価指数、英・3月小売物価指数、独/ユーロ圏・4月ZEW景況感調査、ユーロ圏・3月消費者物価指数、米・3月消費者物価指数、米・3月住宅着工件数/建設許可件数、米・3月鉱工業生産、米・3月設備稼働率の発表がある他、ダドリー・米NY連銀総裁、デューク・米FRB理事、イエレン・米FRB副議長の講演が予定されています。