外為サマリー:1ドル97円前半に値を戻す、金融市場が落ち着き円売り再流入

 16日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=97円33~34銭近辺と前日午後5時時点に比べ82銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=127円27~31銭と同1円05銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円は対ドルで午後に入り97円台へ値を戻した。前日発表の中国の1~3月期のGDPは伸び悩み金など商品価格が急落したほか、米ボストンマラソンでの爆発も警戒感を呼びリスクオフ志向の強まりから、午前中は96円台後半での値動きが続いた。ただ、債券の5年債入札は底堅く推移し午後に入り日経平均株価も値を戻したことから、為替市場でも値頃感からの円売りが再流入した。
 この日発表のドイツ・ZEW景況感指数や米3月住宅着工戸数、米3月鉱工業生産などの結果で市場に安心感が出るかが関心を集めている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3072~73ドルと同0.0002ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)