東京株式(大引け)=161円高、円安で買い戻し優勢に

 17日の東京株式市場は前日の米国株高や為替の円安を背景に買い戻しが優勢となった。ただ、取引時間中は上値を買い進む動きにも慎重で値動きは限定的だった。大引けの日経平均株価は前日比161円高の1万3382円と4日ぶり反発。東証1部の売買高概算は38億241万株、売買代金は2兆7920億円。売買代金は日銀が4月4日に「量的・質的金融緩和」の導入以降初めて3兆円大台を割り込んだ。値上がり銘柄数は1361、値下がり銘柄数は286、変わらずは66だった。
 きょうの東京市場は、為替市場で一時1ドル=98円台40銭近辺まで円安が進んだことや、ボストン・マラソンでの爆発テロの影響を織り込み前日の米国株市場が急反発したことなどを引き継いで、リスク選好ムードが戻っている。全般は日銀の「量的・質的緩和」導入による大規模な追加緩和への安心感が株価を後押しており、きょうは主力株中心に買い戻す動きが顕著となった。一方で今月下旬から本格化する国内企業決算の動向を見守りたいという思惑や、依然緊張が続く北朝鮮情勢、さらに18日からはワシントンでG20を控えていることもあり、全体商いはやや減少傾向にある。
 個別では、三菱UFJ、三井住友など大手銀行株が高く、トヨタも買われた。SBIが急騰、ソースネクスト、日本農薬、生化学などがストップ高となっている。日本ケミコン、クックパッドなども値を飛ばしている。半面、東電、関西電などが売られ、アイフルも軟調。シャープも冴えない。カーバイドが急落、OKKも大きく下げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)