<マーケットアイ> 3月期決算発表が本格化、株価再上昇の契機となるか(2)

 2013年3月期については、震災の復興需要などに加え、円安効果で堅調な業績が予想されている。また、足もとの14年3月期に対してはアベノミクス効果もあり「前期に比べ全体で3~4割程度の増益が見込めるのではないか」(ストラテジスト)と期待する見方がある。

 来期の前提となる為替レートは、「輸出企業では1ドル90円~95円前後に置く企業が多いだろう」(同)という。

 為替の円安効果に日本経済の回復も加わり、大幅増益が見込めるとの見方は多い。この3~4割増益が実現すれば、「先進国では圧倒的な増益率となり、外国人は日本株を一段と買い増すだろう」(同)とみられている。

 注目セクターは電機・自動車など輸出セクターだ。ホンダ<7267.T>は4月26日、トヨタ自動車<7203.T>は5月8日に決算を予定しており大幅な増益が期待されている。また、4月26日にNEC<6701.T>、5月9日にソニー<6758.T>が決算発表を予定している。4月30日の村田製作所<6981.OS>の発表も注目だ。シャープ<6753.T>は、決算シーズン終盤の来月14日に発表を予定しており、その内容は関心を集めている。

 さらに、4月26日の野村ホールディングス<8604.T>や5月1日の大和証券グループ本社<8601.T>、4月30日のソフトバンク<9984.T>、5月9日の三井不動産<8801.T>などの決算発表も注目される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)