外為サマリー:1ドル97円70銭台へ円高進む、ユーロは利下げ観測で下落基調

 18日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=97円75~76銭近辺と前日午後5時時点に比べ34銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=127円37~41銭と同1円69銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円は対ドルで97円台後半へ上昇した。日銀は26日の金融政策決定会合で「物価見通しを大幅に上方修正する」との日本経済新聞の報道を受け、金融緩和効果に対する期待が膨らみ円売りが強まったが、98円前半の水準は抜けず、再度、97円台へ買い戻された。朝方、財務省が発表した3月貿易統計は3624億円の赤字だったが、市場の反応は限定的だった。この日から始まる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では「目立った日本の政策に対する批判は出ないのではないか」(市場関係者)という見方が出ているものの様子見姿勢を強める要因となっている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3027~28ドルと同0.0130ドルのユーロ安・ドル高。ワイトマン独連銀総裁が利下げの可能性に言及したとの報道を受け、ユーロは下落している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)