<私の相場観>=岩井コスモ証券・投資調査部副部長 清水 三津雄氏

 株式市場は、海外などに不透明感を抱えながらも堅調に推移しそうだ。日経平均株価は5月中に1万4500円前後への上昇も期待できる。

 安倍政権の経済戦略である「三本の矢」のうち、「金融緩和」はすでに放たれ、今後は予算成立により「財政出動」が実行され、6月には「成長戦略」が発表される。まさに矢継ぎ早の政策が打ち出されてくる。

 また、3月期の決算発表が今月下旬から本格化する。想定為替レートは1ドル90~95円に置かれそうだが、今決算による2013年度の増益率は純利益ベースで3~4割に達するとの観測も出ている。この増益率が達成されれば先進国ではトップクラスとなり、外国人投資家が日本株に見直し買いを入れてくることが予想できる。

 自動車や機械、電子部品など輸出株が物色されそうだ。トヨタ自動車<7203.T>は6600円前後への上昇も見込める。ホンダ<7267.T>や富士重工業<7270.T>、村田製作所<6981.OS>、ブリヂストン<5108.T>など注目。三井不動産<8801.T>など不動産株も一段の上昇が狙える。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)