銀行株が人気、商い高水準でみずほは5%超の上げ

 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>など大手銀行株が商いを膨らませて高い。朝方は売りに押されていたが、「海外投資家資金が再度銀行株に物色資金を振り向けている」(大手証券)状況で切り返しに転じた。特に売買代金で東証1部トップのみずほは一時5%を超える上昇で225円まで買われるなど気を吐いている。
 日銀の「量的・質的緩和」による金融緩和効果を背景に断続的な買いを集めており、押し目にはすかさず物色の矛先が向く。債券市場は日銀の追加緩和発表の後、波乱含みの展開だが、目先10年物国債は底打ちから下値を切り上げる展開となっており債券の先高期待は強まっている。株式も日経平均は年初から25%強の上昇を示し、メガバンクは株高・債券高の流れの中で保有株式や債券の評価額上昇が見込まれる。また、デフレ脱却を謳うアベノミクス効果による内需振興の思惑もプラスとなっている。

三菱UFJの株価は12時54分現在668円(△8円)
三井住友の株価は12時54分現在4595円(△65円)
みずほの株価は12時54分現在222円(△8円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)