東京株式(大引け)=162円安、G20前に主力株に売り

 18日の東京株式市場は前日の欧米株安を引き継ぎ朝方から売りに押された。G20を前に積極的な買いは控えられ、前日の上げ幅を帳消しにする下げとなった。
 大引けの日経平均株価は前日比162円安の1万3220円と反落。東証1部の売買高概算は43億7021万株、売買代金は3兆709億円。売買代金はかろうじて3兆円台をキープした。値上がり銘柄数は515、値下がり銘柄数は1086、変わらずは111だった。
 きょうの東京市場は、前日の欧米株軟調を受け、リスクオフの流れの中で売りが先行した。円高含みの為替動向や中国景気の鈍化懸念も根強い中、金市況や原油市況の下落なども警戒されている。米国ではバンカメの四半期決算で住宅ローン関連部門の低迷が明らかになり、これが米国企業業績に対する不透明感を連想させている。日本では、来週から企業の決算発表が本格化する中で、個別企業の業績を見極めたいとの思惑が手仕舞い売りを誘った形だ。ワシントンで開催されるG20で、日本の金融緩和が通貨安競争の火種として牽制する動きが出る可能性なども、主力株の売りにつながった。
 個別では、東電など電力株が軒並み安く、野村HDや三井住友も売られた。菱地所、三井不など不動産株も軟調。ソニーも冴えないほか、ファストリテが安い。東京機、OKKなども値を下げている。半面、アイフルが高くSBIも買われた。ディーエヌエー、グリーなども上昇。このほか、よみランド、KLabがストップ高に買われ、一休も急騰した。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)