G20円安批判への懸念は後退

ここまでの相場展開
本日のドル/円は、97.63円まで下落後に98.36円に切り返すも再び97円台に押し戻されるなど、アジア株の動きにつれて方向感と主体性を欠く展開となった。本日から米ワシントンで始まるG20財務相・中央銀行総裁会議を前に積極的な取引は手控えられた格好だ。
G20について
G20については昨日、ルー米財務長官が「日本が国内向けの政策ツールを用いて内需拡大を目標としている限り、G7がモスクワ会合で合意した内容に沿っていると考える」と発言した事などから、円安批判に対する懸念は和らいでいる。会議出席者の個別発言による一時的なショックには注意が必要だが、G20自体は円高材料とならない可能性が高まったと見て良いだろう。このため、ドル/円の下落リスクは小さいと考えられる。
米新規失業保険申請件数にも注目
その他、本日は4/13までの週の米新規失業保険申請件数(21:30)が発表される。来月3日に発表される4月雇用統計の調査週にあたる事からその結果が注目されよう。