<株式トピックス>=4月第2週は「異次元の外国人買い超し」

 東京証券取引所が18日に発表した4月第2週(4月8~12日)の投資部門別売買動向(東京・大阪・名古屋3市場、1、2部など)によると、外国人投資家は1兆5865億1393万円と大幅な買い越しを記録した。3月第1週(4~8日)に記録した1兆172億7508万円を大きく上回る過去最大の買い越しとなった。外国人の買い越しは3週連続で前週の7147億9573万円から大幅に増加した。
 一方、個人投資家は8848億6230万円の大幅売り越しとなった。これは、2006年4月第1週(3~7日)の6948億円を上回り過去最大となっている。このほか、銀行、生損保、投資信託など国内機関投資家は売り越しを続けており、〝日本株の外国人一手買い〟の構図が一段と強まっている。
 4月第2週といえば、東証1部の売買高が過去最高の64億株を記録した5日の翌週に当たる。この1週間の東証1部の売買代金は、平均3兆6800億円と驚異的に膨らみ、日経平均株価も終値比較で651円と急伸。12日には取引時間中の年初来高値1万3568円(終値ベースでは11日の1万3549円)を達成している。
 こうしたケタ外れの外国人投資家の買い越しについて市場関係者は「日銀の異次元の金融緩和に対応した異次元の外国人買い」と評価している。ヘッジファンドなどの比較的短期の資金ではなく、年金資金など長期運用の海外資金がいわゆる〝01銘柄〟とされる主力業種の代表銘柄を買い進んでいるというわけだ。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議終了後、来週の外国人買いに期待が高まっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)