<マーケットアイ> ガンホーに人気集中、SNSゲーム関連相次ぎ蜂起(1)

 きのう18日の東京株式市場は前日の海外株安を引き継ぎ、全般リスクオフの流れとなった。しかし、個別株ベースでみると物色意欲は旺盛であり、復権しつつある個人投資家資金を巻き込んで、内需成長株に資金が振り向けられている。軟調気味に推移する主力株を横目に、その間隙を縫うようにソーシャル・ゲーム関連株(携帯コンテンツ関連)が軒並み人気を博した。そして、その中心軸にいるのが、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.OS>である。

 ガンホーはきのうで7連騰、前日のストップ高に続き寄り付きから大きく買いが先行し、一時前日比19%近い上昇で61万9000円まで買い進まれる出色の上げ足を披露している。同社の成長の代名詞ともなったスマートフォン向けパズルゲーム「パズル&ドラゴンズ」は4月上旬現在累計で1200万ダウンロードを超える驚異的な人気を集めている。

 最近は人気に減速感も指摘されていたが、空前の大ヒットアプリだけに「北米や韓国など海外にも展開しており、ダウンロード数は今後も一段と拡大していく公算が大きい」(市場関係者)という見方が支配的だ。

 直近では年内に任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」向けにパズドラを投入することを会社側が明らかにしており、これによる収益拡大効果を期待した買いを一気に引き寄せる形となった。「ゲーム専用機にもソフトを投入することで、小学生などさらなる若年層へ裾野の広がりが予想される」(国内準大手証券ストラテジスト)状況となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)