東京株式(前引け)=反発、為替の円安進行手掛かりに上値追う

 19日前引けの日経平均株価は前日比80円高の1万3300円と反発。前場の東証1部の売買高概算は19億1817万株、売買代金は1兆2993億円。値上がり銘柄数は853、対して値下がり銘柄数は712、変わらずは141銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、買い優勢の地合い。前日比反発して始まった後は伸び悩み一時マイナス圏に沈んだが、押し目買いに切り返した。前日の米国株市場では相次ぐ低調な経済指標を受けて続落歩調で、全般買い手控えムードにつながったものの、外国人買いなどへの期待が根強いほか、為替市場で円安方向に振れていることから、次第に主力株中心に買いが厚くなった。きょうまで開かれるG20で日本の金融緩和策が円安誘導にあたるとの批判が出るかどうかが注目されていたが、日本の金融政策に対し麻生財務相が「G20で異論はなかった」などとコメントしたことが伝わり円売りを誘発し、全体株価浮上の足場となっている。
 個別では東電が高く、コマツ、東京エレクなども買われた。日カーリット、KLabがストップ高、ガリバーなども急騰した。半面、三菱UFJ,三井住友など銀行が軟調、エイチーム、アシックス、海洋掘削なども下げている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)