外為サマリー:1ドル98円50銭台の円安、G20は無事通過への期待も

 19日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=98円55~56銭近辺と前日午後5時時点に比べ57銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=128円79~83銭と同90銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は対ドルで98円半ばへの円安が進んだ。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議への関心が高まったが、麻生財務相による「G20での異論はなかった」との発言が伝わると午前11時40分過ぎに一時、98円67銭をつけた。日銀の量的・質的金融緩和に対する批判などが懸念されていただけに、「G20を無難に通過することができそう」(FX業者)との期待から円売りが強まった。ただ、98円60銭ラインからは円買い戻しも強まり、円売り一巡後は98円40銭前後に値を戻した。
 市場関係者からは「98円60銭台をつけたことで来週にかけて、再度、円安が期待できる」(同)との見方も出ている。とはいえ、100円を目前に円高方向に振れたことから99円台からは円買い戻しも強まるとみられており、100円突破にはしばらく時間がかかるとの見方がある。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3068~69ドルと同0.0016ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)