午後:債券サマリー 先物は続伸、落ち着き戻り超長期債利回りも低下

 19日の債券市場では、先物中心限月6月限は続伸。前日の20年債入札を経て市場には落ち着きが出ており、超長期債の利回りも低下した。
 日銀が18日に公開市場操作での国債購入の回数を従来の月6回から8回に増やすと発表したことも市場の安心感を誘った。日銀は月間で合計7.5兆円を購入する予定であり一回あたりの金額の大きさが懸念視されていたが、分散化することで影響を減らす。4日の日銀会合以降、債券市場は乱高下が続いていたが、市場には「ようやく国債利回りに対する目線が定まってきた」(関係者)と前向きな見方が出ている。「依然、不透明要因は残るが、とにかく市場が落ち着いた意味は大きい」(同)という。
 この日の先物6月限は144円70銭で始まり、高値は144円80銭、安値は144円54銭、終値は前日比12銭高の144円58銭。出来高は2兆1752億円。10年債の利回りは前日比変わらずの0.585%、 20年債は同0.060%低下の1.435%、30年債は同0.080%低下の1.525%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)