NECが続伸、日柄調整終了から上値追い再開の兆し

 NEC<6701.T>が続伸。業績の回復色が強まっているうえ、足もと為替の円安進行が進んでいることで見直し余地が広がっている。2月初旬に年初来高値278円をつけてからはボックス圏で日柄調整局面に移行していたが、ここにきて売り物が枯れてきた感触であり、高値更新が再び意識される場面だ。同社はドラスチックなリストラに積極的に踏み込んでおり、半導体やパソコン部門など不採算部門の切り離しや人員削減効果が業績回復に反映されている。また、合理化効果だけではなく、「売上高も12年2月期を大底に増収基調に転じる見通しであることが大きい」(市場関係者)との見方が、中期スタンスでの機関投資家の買いを呼び込んでいるもようだ。13年3月期は最終損益が200億円と黒字に転じる見通しだが、続く14年3月期に回復歩調は加速し、最終利益は600~700億円程度まで拡大するとの市場コンセンサスが株価の強基調を支えている。

NECの株価は10時6分現在267円(△7円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)