大台突破前に分厚い壁…!?

円安誘導は認定されず-円売り
※ご注意:予想期間は4月23日と表示されていますが、本日(22日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
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 先週末は、幅広い通貨に対して円売りが目立ちました。

 注目のワシントンG20(財務相・中央銀行総裁会議)では「直近の日本の金融政策は“デフレ回避”と“内需支援”が目的」とされ、“円安誘導”とは認定されませんでした。事前に想定された通りの結果とはいえ“為替レートを競争目的で利用している”との批判が回避された意義は大きく、「今後はアベノミクス(日銀追加緩和)がさらに加速する」との思惑が台頭していきました。こうして円売りが顕著となったことで、ドル円は5営業日ぶりに99円半ばへと反発し、そしてユーロ円は130円の大台を回復する動きを見せています。

円売りがさらに進行…?
 こうした状況下で迎えた週明けの本日は、やはり「先週末に再開した円売りの流れがさらに進行するか?」に注目が集まりそうです。

 オープニングはやや上方向へと窓を空けた(ギャップアップ)スタートとなっていますが、本稿執筆時(22日8時)には上値を押さえられており、11日高値(99.947円・Bid)並びに100円の大台を前にして足踏みしています。「100円突破は時間の問題」「問題はそれが“いつ”になるか?」といった声が聞こえる反面、11日高値手前(99.90円付近)には分厚いドル売りオーダーが展開して行く手を阻んでいます。

しかし大台突破前には分厚い壁…!?
 また「G20を新たな円売り材料とするには“力不足”」との指摘も、少なからず存在しています。さらにECB(欧州中央銀行)の利下げ観測も根強い状況であることから、場合によってはユーロ売り圧力が円売り圧力の足を引っ張る可能性も想定しておかなければなりません。

 いずれにしても現在は“100円の大台突破”が目前に迫っている状況ですので、まずは「99.90円付近を巡る攻防」並びに「100円の大台突破の有無」に注目しつつ、「思った以上に上値が重い場合の対策」は事前に想定しておきたいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:101.000(大台)
上値4:100.707(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:100.473(月足・一目均衡表先行スパン上限)
上値2:100.143(ピボット1stレジスタンス)
上値1:99.947 (4/11高値、大台)
前営業日終値:99.580
下値1:99.075(4/19の38.2%押し)
下値2:98.888(4/19の50%押し)
下値3:98.555(ピボット1stサポート)
下値4:98.094(4/19安値、大台)
下値5:97.862(日足・一目均衡表転換線)

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16:40 ドル円 抵抗・支持ライン追加