TOAが急動意、14年3月期の利益拡大に期待する動き

 TOA<6809.T>が急動意、短期資金の攻勢思惑も浮上する中、一時前週末比60円高となる790円まで上値を伸ばした。同社は放送設備の大手メーカーで、構内放送設備のほか、防犯カメラなどセキュリティシステムを主軸に展開している。昨今の防災意識の高まりを受けて、防災放送システムが学校などのリニューアルに絡んで好調に推移。また、国内ではセキュリティ商品需要も増勢一途で監視カメラの売り上げが伸びて収益に貢献している状況だ。海外ではタイやインドネシアなど経済成長著しいアジア地域に積極進出しており、インドネシアでは研究開発拠点を設置するなど展開を強めている。このほか、米国や欧州でも地域に特化した商品の投入で業容拡大を目指していく構え。これらの布石が順次実を結んで今14年3月期は再び2ケタ増益路線に復帰する公算が大きくなっており、今期業績拡大を先取る形で資金が流入しているもようだ。

TOAの株価は10時46分現在777円(△47円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)