東京株式(前引け)=円安進行でリスクオンの流れ加速、新高値に

 22日前引けの日経平均株価は前週末比258円高の1万3574円と大幅続伸。高水準の買い意欲を背景に4月12日につけた取引時間中の年初来高値1万3568円を更新した。前場の東証1部の売買高概算は24億9787万株、売買代金は1兆5455億円。値上がり銘柄数は1576、対して値下がり銘柄数は80、変わらずは46銘柄だった。全体の9割の銘柄が上昇する全面高商状となった。
 きょう前場の東京株式市場は、為替市場の円安進行を背景に主力株中心に広範囲に買いが入り全面高。1ドル=100円大台目前まで円安が進行しており、リスクオンの流れが加速した。注目されていたG20では、特に日本の金融政策に対し円安誘導にあたるとの批判はなく、円売りが加速した。今後についても海外からの反発が軽微であったことから円の先安期待が買い安心感につながっている。また安倍政権の支持率が上昇していることや、日本のTPP交渉参加などで成長戦略のシナリオが進んでいるとみられていることも、全体相場にプラス材料となっている。
 個別ではケネディクスが大商いで急騰、新日本科学が大幅高となったほか、Eギャランティ、アイロムHDがストップ高となった。みずほ、三井住友などの大手銀行が買われ、野村HDなど証券株も物色人気を博した。トヨタ、ホンダなど自動車株も買われている。半面、KLabが急落、エイチーム、Jパワーなども大幅安となった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)