<私の相場観>=三木証券・投資情報部長 高橋 春樹氏

 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で日銀の金融緩和が理解を得たとの見方から、外国為替市場で円売りが進行し、再び1ドル=100円台が視野に入ってきた。

 このところの上昇相場では、日経平均株価は20営業日程度の期間で1000円ずつ大台を切り上げている。それを勘案すると、5月の大型連休明けには1万4000円台に乗せてくる可能性がある。外国人投資家による積極買いが牽引役となる。

 今週後半からは、国内の3月期決算会社の決算発表が本格化する。中でも注目したいのは、マツダ<7261.T>、ホンダ<7267.T>など自動車の主力企業の今期業績見通しの動向だ。

 物色対象としては、販売台数の増加と為替恩恵が見込める自動車や、その関連の横浜ゴム<5101.T>、東洋ゴム工業<5105.T>といったタイヤ会社に注目。

 このほか、引き続き不動産株やREIT(不動産投資信託)にも買いが継続しそうだ。さらに、今後も世帯数の増加が見込めるなかで、LIXILグループ<5938.T>など住宅設備関連銘柄も見逃せない。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)