東京株式(大引け)=251円高、G20通過でリスクオン再び

 22日の東京株式市場は、前週のG20が無難に通過したことで為替が円安に振れたのを受け、外需・内需問わず広範囲に買いが入り、ほぼ全面高の様相となった。
 大引けの日経平均株価は前週末比251円高の1万3568円と大幅続伸で年初来高値更新。東証1部の売買高概算は44億1925万株、売買代金は2兆7966億円。値上がり銘柄数は1541、値下がり銘柄数は111、変わらずは61銘柄だった。全体の9割の銘柄が上昇する全面高商状となったが、売買代金は前週末に続き3兆円の大台を割り込むなどやや低調。
 きょうの東京市場は、一時東証1部の95%が上昇する文字通りの全面高となった。前週末の米国株市場が反発し、リスク許容度の高まった外国人投資家の買いが観測されたほか、19日に閉幕したG20では日銀の「量的・質的緩和」が円安誘導にあたるとの批判はなく、円売り・ドル買いの動きが進んだことが、株価上昇の原動力となった。為替は1ドル=100円台目前まで円安が進行、今後についても円の先安期待が広がっている。日本のTPP交渉参加などで成長戦略のシナリオに進展がみられることも、農業関連など中心に買い材料となった。
 個別では、ケネディクスが大商いで高く、トヨタも買われた。三菱UFJ、三井住友などメガバンクにも買い先行。日本農薬が急騰。三住建設も大幅高。新日本科学、デジタルハーツ、Eギャランティ、アイロムHDなどはストップ高となった。半面、KLab、エイチームが大幅安、スクリーン、カプコン、Jパワーなども下げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)