「1ドル=100円の『壁』をめぐる攻防」

ここまでの相場展開:100円上抜けならずも底堅い
先週末のG20財務相・中央銀行総裁会議で、日銀の「異次元緩和」に対して目立った批判が出なかった事から、円売りに安心感が広がっており、ドル/円は東京市場オープン前のオセアニア市場で一時99.90円台まで上昇した。
東京市場では、100円の「壁」を越えられず99.50円台まで押し戻される場面も見られたが、売り一巡後は再び99.80円台を回復しており、下値での買い意欲は引き続き強そうだ。
これからの注目点:生保運用計画、米経済指標など
本日夕刻にも発表予定の本邦大手生保による2013年度運用計画(外債投資の積み増しが円売り材料視される可能性)や、米3月中古住宅販売件数(23:00)の結果、また欧米株価や国際商品価格の動向を手掛かりに、100円乗せを達成できるか注目しておきたい。
今後の展開:100円を突破できれば一段高も・・・
上抜けできれば次の節目である100.50円付近まで上昇が見込める一方、もし今回も100円の攻略に失敗すればNY市場午後には失望売りを浴びて99円台前半まで押し目を作る可能性もある。