あす(23日)の株式相場見通し=円安期待で買い優勢、売買代金の減少を懸念

 あす(23日)の東京株式市場は、引き続き買い優勢の推移となりそうだ。先週の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で日銀の大胆な金融緩和策に対する理解が得られたとの見方から、外国為替市場で今後も円安・ドル高が進行する期待感が根強く、輸出関連の主力銘柄を中心に、買いが先行する可能性が高い。
 22日の東京株式市場は、日経平均株価が約4年9カ月ぶりの1万3600円台に乗せる場面もあった。円安進行に加えて、20日にTPP(環太平洋経済連携協定)への交渉参加が正式承認されたことも追い風となり、農業関連などにも買い人気が集まった。全体の9割以上の銘柄が上昇する全面高商状となったものの、東証1部の売買代金は前週末に続き3兆円の大台を割り込んでおり、懸念材料視されている。
 日程面では、産業競争力会議、総合資源エネルギー調査会総合部会、3月のパソコン国内出荷実績に注目。海外では、米3月の新築住宅販売、ユーロ圏4月の購買担当者景気指数が焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)