東京株式(大引け)=38円安、円高受け主力株に利食い

 23日の東京株式市場は朝方安く始まり、寄り後はプラス圏に切り返したが、為替の円高傾向を嫌気して買いが続かず、後場は売り直される展開となった。大引けの日経平均株価は前日比38円安の1万3529円と反落となった。東証1部の売買高概算は43億4844万株、売買代金は2兆7123億円。値上がり銘柄数は937、値下がり銘柄数は660、変わらずは116銘柄。
 きょうの東京市場は為替が円高傾向に振れていることを受けて軟調気味に始まり、押し目買いにプラス圏に浮上する局面もあったが、その後円が大きく買われたのを横目に再度下値を模索した。円・ドル相場は1ドル=98円台に入るなど円高が進行し、これを背景に輸出株など中心として利益確定の動きが顕在化した。前日の米国株市場ではアップルやマイクロソフトなどの主力ハイテク株が牽引してNYダウ、ナスダックともに続伸したものの、最近の米経済指標で軟調な数字が相次ぐなど、やや米国景気の先行きに不透明感が出ていることも東京市場の上値を重くする要因となった。
 個別では、売買代金上位の主力株が総じて売りに押されている。その中で売買代金断トツのアイフルがストップ高で4ケタ大台を回復し、売買代金2位のSBIも15日続伸でストップ高となるなど、この2銘柄が異彩を放っている。このほかアイロムHDがストップ高、OKIも大幅高となった。半面、三菱UFJ、三井住友などの銀行株が軟調。三井不、住友不など不動産株が安く、ヤマダ電も売られた。NECモバイリングはストップ安。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)