午後:債券サマリー 先物は大幅高、中国の景気減速懸念で買い先行

 23日の債券市場では、先物中心限月6月限は大幅高。この日発表された中国経済指標が市場予想を下回ったことを受け、債券市場には売り物が先行した。
 午前10時45分に発表されたHSBC4月中国製造業PMIは50.5と前月に比べ1.1ポイント低下し市場予想(51.5)を下回った。中国の景気減速懸念が高まったことを受け、債券市場は底堅く推移。後場の先物は、前日比25銭高の144円59銭で始まり、引け間際に一時、144円69銭まで上昇した。現物債では10年債利回りは0.585%と0.6%ラインを割り込んだほか、20年債や30年債利回りも低下した。市場全般が落ち着くなか、海外景気減速懸念が強まると債券には買い物が集まっている。
 この日の先物6月限は144円49銭で始まり、高値は144円69銭、安値は144円42銭、終値は前日比33銭高の144円67銭。出来高は1兆9060億円。10年債の利回りは同0.025%低下の0.585%、 20年債は同0.030%低下の1.445%、30年債は同0.020%低下の1.580%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)