<動意株・24日>(大引け)=一六堂、四国化、ユーグレナなど

 一六堂<3366.T>=ストップ高。個人を中心とした中小型株物色の流れに乗り、上昇トレンドが日増しに勢いを増している。同社は都内を中心に天地旬鮮「八吉」など高級居酒屋を展開。アベノミクス効果は居酒屋業界でも脱デフレへの流れを味方につける高級店への追い風として意識されている。「八吉」は平均客単価5000円程度と高いのが特徴だが、ここにきて値段の高い料理や酒の注文が目立ち、2月の客単価は前年同月比で4%も上昇している。

 四国化成工業<4099.T>=4日続伸で高値引け。同社はタイヤ向けの不溶性硫黄などを手掛けるほか、住宅向け建材でも実績を持つ。タイヤ向け不溶性硫黄は北米やアジアなど自動車生産の回復に伴うタイヤメーカーの業績好調を受けて、堅調に推移している。一方、住宅向け建材も、アベノミクス効果や日銀の金融緩和効果を背景に今後住宅市況に底入れが見込まれることはプラス材料だ。

 ユーグレナ<2931.T>=前日に続いてストップ高。ミドリムシによるバイオ燃料の早期実用化期待が買い手掛かりだが、完全な需給相場に移行しており、買いが買いを呼び込むかたちで、時価総額は1000億円の大台に乗せた。あすマザーズにオークファン<3674.T>が新規上場することも刺激になっているようだ。

 TAC<4319.T>=ストップ高。同社は23日、13年3月期通期の連結業績予想の修正を発表、経常損益を2億4000万円の赤字から一転、3億7700万円の黒字に上方修正したことが突発人気の背景。昨年秋にスマートフォン・タブレット端末に対応できるように改修したWeb通信講座が、好調な伸びを示したほか、出版事業が好調だった。また、人件費や販売費、一般管理費などのコスト削減に努めたことも黒字化に寄与している。

 ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774.OS>=ストップ高で、未踏の50万円台に突入。安倍首相が日本経済再生に向けた成長戦略の第1弾として掲げる「iPS細胞などを用いた再生医療の実用化」が、バイオ関連株の上昇機運を高めているが、同社は自家培養表皮や自家培養軟骨など再生医療製品を開発製造しており、再生医療関連のテーマにぴったりと合致することから、その中核銘柄として短期資金を引き寄せている。

 ドリコム<3793.T>=ストップ高。同社は23日、13年3月期通期の業績予想の修正を発表し、売上高は従来予想の80億円から84億9000万円に営業利益は1億円から4億7000万円に上方修正している。ソーシャルゲーム事業が好調に推移したことから売上高、利益ともに想定を上回っており、特に海外向けゲームが会員数、課金額ともに伸びた。また、国内ゲームについてもイベント運用への注力で想定以上に好調だった。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)