TACが人気継続、サプライズの黒字転換で仕手材料性に火がつく

 TAC<4319.T>が前日のストップ高に続き、一時28円高の275円まで買われるなど上値追いが鮮明、強みとする値運びの軽さを前面に押し出し短期資金の買いを誘導している。同社は首都圏を軸に全国に資格取得学校を展開している。Web通信講座を昨年秋にスマートフォンやタブレット端末に対応できるように改修したことで需要開拓に成功しているほか、底堅く推移する公務員講座や、大手書店とタイアップした出版事業が大きく伸びている。一方で人件費や販売費、一般管理費などのコスト削減に努めたことも利益を押し上げに貢献した。13年3月期の経常損益は赤字脱却が難しいとみられていたが、23日に発表した決算では、従来見通しの2億4000万円の赤字から3億7700万円の黒字に上方修正したことでサプライズとなった。引き続きこれを好感する買いが流入している。元来、仕手材料性に富む銘柄で急騰習性を持っているほか、PERが4倍台と格安水準にあることもポイントとなっているようだ。

TACの株価は9時36分現在255円(△8円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)