カイオムが一時S高、高親和性抗体獲得技術の確立を材料視

 カイオム・バイオサイエンス<4583.T>が続急伸、一時前日比3000円高の1万6570円とストップ高まで買われた。この日、午前8時30分にADLibシステムによる抗体作製技術の改良の一環として、従来方法よりもさらに親和性の高い抗体の獲得をより短期間に獲得する方法の確立に成功し、実用化したことを発表した。
 今回の改良技術は、高親和性抗体を取得する条件を最適化し、親和性の高い抗体を直接得る確度が飛躍的に改善されることを見出している。また、薬剤処理によるさらなる多様化作業が不要なため、高親和性抗体作製までの期間が約3週間と従来手法よりも大幅に短縮する。
 ADLibシステムは既存の抗体作製手法に比べ、迅速性に優れていることや従来抗体作製が困難であったターゲット抗原からの抗体取得が可能であることから注目を集めているが、今回の改良技術で有用な治療用抗体の創出をさらにスピードアップすることが期待される。

カイオムの株価は9時45分現在1万5940円(△2370円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)