四国化成の上昇波継続、14年3月期も増収増益基調キープで

 四国化成工業<4099.T>が5日続伸、上値追い歩調を強めている。同社は24日、13年3月期の連結決算と期末配当の増配を発表、また14年3月期の業績見通しを発表したが、好内容を改めて評価する買いが優勢となっている。13年3月期の売上高は前の期比4.0%増となる425億200万円、最終利益は17.9%増の31億9900万円と2ケタの伸びを示した。ラジアルタイヤ向け原料である不溶性硫黄の輸出が好調に推移、ファインケミカル部門も水溶性防錆剤の輸出が伸び収益に寄与している。また、建材事業はエクステリアが新設住宅着工の回復傾向に伴い建築需要が増加しており、住宅分野、景観分野ともに前年を上回る水準で推移した。
 13年3月期の期末配当を従来予想の5円から6円に1円上乗せし、年11円配(前の期は10円配)とすることも発表しており、この株主還元姿勢が評価されているほか、14年3月期の見通しについて売上高が前期比5.9%増の450億円、最終利益は3.2%増の33億円を計画するなど業績成長路線を継続することも物色資金を誘導する背景となっている。

四国化成の株価は10時48分現在706円(△6円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)