<話題の焦点>=老年人口大幅に増加、高齢者の単身世帯が社会問題に

 総務省が発表した2012年10月時点の日本の推計人口で、65歳以上の老年人口が1950年以降の統計で初めて3000万人の大台を超え、全ての都道府県で老年人口が14歳以下の年少人口を上回った。国立社会保障・人口問題研究所の推計調査によると、今後も高齢化が進み、35年時点での65歳以上の人口は約3741万人に拡大すると見られている。

 高齢化が進行するなかで最も問題視されているのは、高齢者の単身世帯が増えることだ。10年時点で65歳以上の高齢者人口に占める単身世帯の割合は16%を超えており、35年には10年比6割近く増え、約762万2000世帯と20%以上が単身世帯になるという。体が不自由なゆえの事故や孤独死の問題など、高齢化に伴う社会問題はより深刻になっていく。

 このため、生活サポートやセキュリティー、見守りを含めた介護へのニーズはさらに強まっていくと考えられる。居宅介護支援を行うアウトソーシング<2427.T>、ツクイ<2398.T>、日本フォームサービス<7869.OS>、ユニマットそよ風<9707.OS>などをマーク。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)