嵐の前の静けさ

ゴールデンウィーク中の変動上昇に注意
  ドル円は、G20で円安牽制が回避されたものの100円の心理的節目を前に足踏み状態。99円半ばでの狭いレンジでの保合いが継続している。大手生命保険が2013年度の一般勘定資産について、「円金利資産7割・それ以外で3割」とする運用姿勢を維持し、安定収益確保を狙う慎重姿勢を崩さなかった事や、オプションの防戦売りなどが上値を抑えている。

 ストキャスティクスは逆行現象でデッドクロスしており、転換線水準(4/24:97.82円)を割り込むと、ネックライン(4/16安値:95.77円)も意識されそうだが、今のところ、4月11日高値とのダブルトップ形成よりも、三角保合いに移行のようにも感じる動きだ。

 対外証券投資でも売り越しが継続しており、100円突破の材料にはならなかったが、これまで100円を防戦してきたオプションバリアが本日~週末にかけて期限を迎えると見られており、100円突破で三角保合い上放れとなるか否かがテクニカル面からの焦点だ。上抜けた場合は、中期ターゲットとして一目均衡表からは、N=103.18円、V=104.11円、E=107.35円などがカウント可能だ。

 26日が満月。27日からは日本のゴールデンウィーク入り。対等数値からは5月1日が注意日。メリマンの重要変化日が4月24日。5月27日。GANNのアニバーサリーデイトからは、4月29日、5月5日、5月20~22日が変化の起こりやすい時間帯だ。4月末~5月にかけて集中している格好。

 現在の小動きから大きな変動にいつ動き出してもおかしくない時間帯に入ってくる。明日は日銀金融政策決定会合、ゴールデンウィーク中には米雇用統計も控え、日本の休場中にボラティリティが急上昇と言うシナリオも想定しておきたい。嵐の前の静けさである。