東京株式(大引け)=82円高、利食い圧力こなし連日の新値

 25日の東京株式市場は、前日の米国株が反落したものの、円の先安期待などを背景に買い意欲旺盛。企業の決算発表に伴い地合いが軟化する場面もあったが、後場水準を切り上げ、一時1万4000円目前まで上値を伸ばした。大引けの日経平均株価は前日比82円高の1万3926円と続伸で連日の新高値。東証1部の売買高概算は43億5967万株、売買代金は3兆566億円。値上がり銘柄数は1056、値下がり銘柄数は541、変わらずは113だった。
 きょうの東京市場は朝方買い優勢で始まったが、前日の日経平均が急騰していたこともあって上値を積極的に買い進む動きは限定的だった。決算発表を受けて大幅安に沈んだキヤノンを横目に地合いが悪化し、日経平均はマイナス圏に転じる場面もあった。ここ米国では弱い経済指標が相次ぎ米景気の先行きにやや不透明感が出ていることや、企業の3月期決算発表の本格化で、高値圏にある個別株は波乱要素も抱えている。主力株を中心に利食い圧力も顕在化したが、後場は海外資金が買い直す動きが観測され、アベノミクスや日銀の異次元緩和をよりどころに、全般上値指向が維持されている。
 個別では、野村HDが高く、三菱UFJ、三井住友なども物色された。ソフトバンクも値を上げた。NECが高く、トヨタ、ホンダも上昇。新日無線がストップ高、大幸薬品も一時ストップ高目前まで買われた。住石HDも大幅高。一方、キヤノンが大幅安、国際帝石も軟調。リブセンスが急落、よみランド、長谷工、アコムなども大きく値を下げた。SBIは17日ぶりに反落。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)