日銀金融政策決定会合、目標維持を決定

米新規失業保険申請件数は予想よりも強い結果
昨日の海外時間には、メルケル独首相のは発言などからユーロ買いが強まる場面もありましたが、米経済指標が強い結果だったことや、ECBの利下げの思惑でユーロが売られました。

欧州時間、発表された英・第1四半期GDPが予想よりも良い結果だったことからポンド買いが強まったことから、ユーロ買いも強まりました。さらにメルケル独首相が「ECBは難しい立場にある。ドイツにとっては高い金利が望ましい」と述べたこともあってユーロドルは1.3070台まで、ユーロ円は129.80円台まで、ドル円も99.30円台まで上昇しました。その後も各国株価が堅調に推移したことからユーロはじり高となって、ユーロドルは1.3090台まで上昇し、全般的にドル売りが強まったことからドル円は99.00円付近まで下落しました。

NY時間にはいって、発表された米新規失業保険申請件数が予想よりも強い結果だったことから、米長期金利が上昇し、全般的にドル買いが強まって、ユーロドルは1.3030台まで下落し、ドル円は99.30円台まで上昇しました。さらに米有力投資レポートが「ECBは来週の定例理事会で利下げをするようだ」としたことからユーロが一段安となって、ユーロドルは1.2980台まで、ユーロ円は129.10円台まで下落し、ドル円は99.50円付近まで上昇しました。

NY時間午後に、日経新聞が「日銀は26日の金融政策決定会合で、物価見通しの対象期間を従来より1年延長し、2015年度分まで公表することを検討する」「目標達成への道筋を具体的に描く狙い」「日本が外貨準備で新興国の国債を購入し、各国の財政資金の調達の安定を通じて成長を促す」などと報じましたが、影響は限定的で、レンジ内での動きが続きました。

今日の東京時間、日銀金融政策決定会合が開催され、結果発表が遅れたことから思惑が錯綜しましたが、結局「現状の目標を維持」とされたことで円の買戻しが強まっています。

今日の海外時間にはスイス・4月KOFスイス先行指数、米・第1四半期GDP、米・第1四半期個人消費、米・第1四半期GDP価格指数、米・第1四半期コアPCE、米・4月ミシガン大学消費者信頼感指数の発表と、アスムッセン・ECB専務理事、ジョーダン・スイス中銀総裁の講演が予定されています。