東京株式(大引け)=41円安、大型連休控え利益確定売り

 26日の東京株式市場は大型連休を前に利益確定売り圧力が強まったほか、為替の円高を背景に買い手控えムードを余儀なくされた。大引けの日経平均株価は前日比41円安の1万3884円と反落となった。東証1部の売買高概算は39億4871万株、売買代金は2兆9471億円。値上がり銘柄数は291、値下がり銘柄数は1373、変わらずは49銘柄だった。日経平均の下げは小幅だったが、全体の8割の銘柄が下げている。
 きょうの東京市場は、朝方は買い優勢で始まり日経平均株価は08年6月以来の1万4000円大台回復を目前にしたが、わずかに届かずその後は主力株など中心に利益確定売りに軟化した。前日の米国株市場では週間の新規失業保険申請件数が市場予測を下回ったことなどを受けて、米景気に対する不安感はやや後退したが、この流れを引き継げなかった。1ドル=98円台に入るなど為替が円高に振れたことが足を引っ張っていたが、きょう行われた日銀の金融政策決定会合で金融政策の現状維持が発表されると、一段と円が買われる流れとなり、全般は主力株中心に見送りムードが強まった。
 個別では、SBIが安く、アイフルも下げた。ケネディクスが軟調、ディーエヌエー、資生堂なども売られている。新日科学、アイロムHDが大幅安、NECキャピタルも急落となった。半面、ファーストリテが高く、ショーワ、ケーヒンも大幅高。横河HD、PS三菱など橋梁株も買われた。このほかヤマハが上昇、JT、JALなども物色されている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)