東京株式(寄り付き)=円高修正一服で利益確定売りに押される

 30日の東京株式市場は売り買い交錯の中もやや売りが先行して始まり、寄り付きの日経平均株価は前週末比29円安の1万3854円と続落。前日の米国株市場は住宅関連指標が市場コンセンサスを上回るなど景気回復を示唆する経済指標を好感しNYダウが106ドル高と3日続伸、海外株高の流れは追い風要因となっているが、一方で為替市場では97円台後半でのもみ合いと円高修正の動きに歯止めがかかっており、引き続き利益確定売り圧力が強い状況。大型連休の谷間ということもあり買い方も様子見の展開。前週末に日銀が発表した展望リポートでは、ほぼ市場想定の範囲内での経済成長率や、物価上昇率が盛り込まれており、株式市場にとっては中立要因。きょう寄り付き前に発表された3月の鉱工業生産指数は、前月比0.2%上昇と市場コンセンサスを若干下回ったことは買い手控えムードにつながっている。業種別には高いものが多く33業種中、29業種前後が高い。値上がり上位業種は保険、証券、情報通信、その他製品、銀行、石油など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)