<話題の焦点>=訪日外国人旅行者、過去最高水準に回復 韓国や東南アの旅行者急増

 日本への外国人旅行者が急回復している。日本政府観光局(JNTO)の調べによると、3月の訪日外客数は前年同月比26.3%増の85万7000人を記録した。これは、3月として過去最高であり、通年の単月でも2010年7月(87万8582人)に次ぐ過去2番目の高水準だ。

 過去1年でも今年1月が前年比2.4%減を記録したのを除けば、軒並み2ケタ増を記録。特に、韓国、台湾、香港に加え、インドネシア、タイなど東南アジアからの旅行者が過去最高水準にある。

 2011年の震災に伴う原発事故による影響で一時は6割減を記録したが、すでに震災前の水準は回復した。尖閣問題に伴う中国人旅行者の減少は続いているが、その目減り分は他の東アジアや東南アジアなどの旅行者が補っている。足もとの円安も訪日旅行者には好材料だ。

 訪日旅行者数の増加では、成田空港とのアクセスを持つ京成電鉄<9009.T>や羽田空港など管理する空港施設<8864.T>、それに帝国ホテル<9708.T>、エイチ・アイ・エス<9603.T>、オリエンタルランド<4661.T>、歌舞伎関連の松竹<9601.T>など注目だ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)