ドル円、上値の重いもみ合いが続く

ユーロドル1.31台では中東勢の売りも
昨日の海外時間には、欧州株が上昇してユーロ買いが強まりましたが、1.31台では中東勢の売りなども見られました。一方ドル円も98円台に乗せる場面もありましたが、その水準を維持することはできませんでした。

昨日、東京市場が休日のアジア時間に中国株などが軟調な取引となったことから円買いが強まって、ドル円は97.30円台まで、ユーロ円は127.00円台まで下落しました。

欧州時間序盤、週末にイタリアで大連立政権が誕生したことなどから欧州株が上昇し、ユーロ買いが強まってユーロドルは1.3100付近まで、ユーロ円は128.30円台まで、ドル円も97.90円台まで上昇しました。しかし株式市場が伸び悩む展開となるとユーロも利食い売りに押され、ユーロドルは1.3070台まで、ユーロ円は127.80円付近まで、ドル円も97.60円台まで反落しました。その後再びユーロ買いが強まって、ユーロドルは1.3110台まで、ユーロ円は128.30円台まで上昇する場面もありましたが、その水準では中東勢のユーロ売りなども見られました。

NY時間にはいって、発表された独4月消費者物価指数が予想よりも弱い結果だったことと、直後に発表された米・3月個人所得も予想を下回ったことなどからユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.3070台まで、ユーロ円は127.80円台まで反落しました。その後発表された米・3月中古住宅販売保留指数が予想よりも強い結果だったことからNYダウが上昇し、リスク選好の動きが強まって、ユーロドルは1.3110台まで、ユーロ円は128.60円付近まで、ドル円も98.20円付近まで上昇しました。しかしやはりこの水準ではユーロ売りが強く、ユーロドルはその後1.3080台まで反落しました。一方ドル円は98円を中心としたもみ合いとなりましたが、NY時間終盤には、特段の材料のない中97.60円台まで下落しました。

東京時間にはいって、日経平均が序盤の下げから反発したことなどをうけて一時円売りが強まってドル円は98.10円台まで上昇する場面もありました。

今日の海外時間には独・3月小売売上高指数、独・4月雇用統計、ユーロ圏・4月消費者物価指数、ユーロ圏・3月失業率、米・2月S&P/ケースシラー住宅価格指数、米・4月シカゴ購買部協会景気指数、米・4月CB消費者信頼感指数の発表が予定されています。