DNAチップ切り返し急、「iPS細胞備蓄」で新たな活躍舞台

 DNAチップ研究所<2397.T>が大幅反発。全般バイオ関連株が物色資金を集める中、豊富な材料性を底流に投機資金が再攻勢、人気を博している。同社は前週25日に13年3月期の業績予想の修正を発表、経常利益は2500万円の赤字見通しから8900万円の赤字見通しに損失幅が拡大したことで、前週末26日の市場では6日ぶりに急反落となった。しかし、再生医療関連株の中核に位置するだけに、押し目にはすかさず大口の買いが向かい、きょうは前週末の下げを完全に埋める戻り足をみせている。同社はiPS細胞やES細胞から作製した臓器細胞を移植する前に、遺伝子レベルで安全性を確認できる技術を開発している。今年度中にもiPS細胞をあらかじめ作って備蓄する計画を山中伸弥京大教授が進める意向を表明しているが、同社はその際に重要な役割を担うことが予想される。

DNAチップの株価は14時43分現在24万8000円(△3万3000円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)