東京株式(大引け)=23円安、大型連休の谷間で様子見

 30日の東京株式市場は、大型連休の谷間で円高修正の動きも一服していることから朝方から様子見ムード。ただ、個別株物色は旺盛でストップ高銘柄が相次いだ。
 大引けの日経平均株価は前週末比23円安の1万3860円と小幅続落となった。東証1部の売買高概算は34億474万株、売買代金は2兆8362億円。値上がり銘柄数は983、値下がり銘柄数は611、変わらずは119だった。値上がり銘柄数は値下がりを大きく上回っており、TOPIXはプラスで引けている。
 きょうの東京市場は、1ドル=97円台後半でのもみ合いと円高修正の動きが止まっていることや、大型連休の谷間ということもあって全般やや買い手控えムードに。自動車や電機など輸出セクターに利益確定の売りが目立った。きょう寄り付き前に発表された3月の鉱工業生産指数は、前月比0.2%の上昇と市場コンセンサスを若干下回ったことも買いの矛先を鈍らせた。ただ、3月期決算企業の決算発表が本格化する中で個別企業の業績動向に反応する動きや、材料株物色の流れは健在であり、ストップ高となる銘柄が続出している。
 個別では、野村HDが東証1部断トツの大商いで大幅高となったほかSBIが第2位の商いで急騰。アイフルやソフトバンクなども高い。アイロムHDは前場安かったが後場急速に買われストップ高となった。OBARA、日本車両、ドワンゴも値幅制限いっぱいに買われた。半面、ファナックが急落、ケーヒン、リコー、ホンダなども安い。住友精、NECなども値を下げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)