<株式トピックス>=マザーズ市場大活況の背景

 きょう30日の東京株式市場では、日経平均株価が前週末比23円安の1万3860円と小幅続落した。外国為替市場で1ドル=97円台後半でのもみ合いと、円高修正の動きが足踏み状態にあることや、大型連休の谷間ということもあって全般やや買い手控えムードが支配している。
 こうした地合いのなか、新興市場の東証マザーズ指数が30日に、前週末比69.71ポイント高い874.79と急反発(8.66%)して、年初来高値を更新した。
 日経平均株価が軟調に推移する一方で、値動きの良さを好む個人投資家の短期資金が新興市場に流入し、値を飛ばす銘柄が目立っている。バイオ関連のユーグレナ<2931.T>、タカラバイオ<4974.T>、カイオム・バイオサイエンス<4583.T>、ジーンテクノサイエンス<4584.T>、そーせいグループ<4565.T>などが軒並み上昇を加速している。このほか、地盤ネット<6072.T>、コロプラ<3668.T>、ドリコム<3793.T>、アドバンスト・メディア<3773.T>などにも買い進められ全面高商状となっている。
 新興市場人気の背景について「遺伝子関連を中心とした、バイオ産業がアベノミクスの成長戦略の主流と位置づけられ、国策の追い風がある。さらに、東証など全国の取引所が打ち出している〝売買単位の集約に向けた行動計画〟に対応するため、売買単位(単元株式数)を1株から100株へ株式分割する銘柄が急増し、分割によって最低売買金額が低下して個人投資家が参加しやすくなったことがある」としている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)