トクヤマが急反騰、14年3月期の営業利益前期比2.1倍予想を好感

 トクヤマ<4043.T>が急反騰し年初来高値を更新。株価は一時、前日比33円高の295円まで買われている。4月30日の取引終了後に発表した14年3月期の連結業績予想で、売上高2755億円(前期比6.5%増)、営業利益140億円(同2.1倍)、純損益75億円の黒字(前期379億1600万円の赤字)と大幅増益を見込んでいることを好感。引き続きセメント需要の堅調が見込まれるほか、太陽電池向け多結晶シリコンで利益重視の販売戦略をとり採算改善を図る。また、マレーシア第1期プラントの立ち上げ、徳山製造所とマレーシアプラントでの最適生産の実施などでも利益改善を目指すとしている。
 なお、13年3月期は、売上高2586億3200万円(前の期比8.4%減)、営業利益67億7200万円(同50.6%減)となった。セメントは国内販売数量の増加などで増収となったが、多結晶シリコンの販売数量・販売価格が低下した。また、塩化ビニルモノマーもプラントトラブルで販売数量が減少し、収益を圧迫した。

トクヤマの株価は9時39分現在285円(△23円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)