東京株式(前引け)=様子見ムード継続で、小幅安値圏で推移 

 1日前引けの日経平均株価は前日比31円安の1万3829円と続落。前場の東証1部の売買高概算は17億6731万株、売買代金は1兆3345億円。値上がり銘柄数は756、対して値下がり銘柄数は812と拮抗している。変わらずは137銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は小幅安値圏での推移に終始した。前日の米国株市場ではNYダウが4日続伸で最高値をうかがう動きにあり、東京市場でも寄り付きの外資系証券経由の売買注文が大きく買い越しとなるなどで外国人の買いが期待されたが、為替市場で円高傾向にあることから様子見ムードが続き、買い意欲は限定的だった。円・ドル相場は1ドル=97円台前半で推移し、1ドル=100円大台を目前にとらえていた時からみると円高修正一服の印象が拭えない。また、前場取引時間中に発表された4月の中国のPMIは、景気判断の境目となる50は上回ったものの市場予測を下回り、中国関連株には売り圧力が働いている。一方、3月期決算企業の業績発表に伴い、同業態でも銘柄によって明暗を分けるパターンも多くなっている。
 個別では野村HDが売りに押されたほか、SBIも安い。東電、ソフトバンクも冴えず、JALも急反落。アイフル、ティアック、カーバイドなども安い。一方、ケネディクスが買われ、菱地所、住友不など不動産株が物色資金を集めている。富士フィルムも上昇。低位では池上通が急騰。また、アイロムHDは連日のストップ高で需給相場の様相を強めている。ドワンゴもストップ高に買われたほか、栄研化学、ワコムも一時値幅制限いっぱいまで上値を伸ばした。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)