<動意株・1日>(前引け)=富士急、トクヤマ、池上通

 富士急行<9010.T>=ストップ高まで買われ年初来高値を更新した。ユネスコ(国連教育科学文化機関)の諮問機関イコモス(国際記念物遺跡会議)が、富士山の世界文化遺産としての条件付きの登録を勧告したことから静岡、山梨など富士山麓の別荘、リゾートを地盤とする同社が関心を集めている。富士急ハイランドも擁しており、世界文化遺産としての登録が実現すれば、海外からの観光客増を含めて同社には大きな追い風となりそうだ。

 トクヤマ<4043.T>=急反騰。4月30日の取引終了後に発表した14年3月期の連結業績予想で、売上高2755億円(前期比6.5%増)、営業利益140億円(同2.1倍)、純損益75億円の黒字(前期379億1600万円の赤字)と大幅増益を見込んでいることを好感。引き続きセメント需要の堅調が見込まれるほか、太陽電池向け多結晶シリコンで利益重視の販売戦略をとり採算改善を図る。

 池上通信機<6771.T>=一時ストップ高。商いも高水準で一気に年初来高値を更新した。同社は30日、13年3月期通期の連結業績予想の修正を発表、営業利益は2億円から4億円に、最終利益は1億円から8億円に大幅上方修正したことから、これを手掛かり材料に短期資金の買いが集中した。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)