東京株式(大引け)=61円安、FOMC前に買い手控え

 1日の東京株式市場は円高傾向を嫌気して売りに押される展開。今晩のFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表も控え、買い見送りムードが強かった。
 大引けの日経平均株価は前日比61円安の1万3799円と続落。東証1部の売買高概算は30億6774万株、売買代金は2兆4181億円と商いも盛り上がりを欠いている。値上がり銘柄数は688、値下がり銘柄数は898、変わらずは124だった。
 前日の米国株市場でNYダウが4日続伸で最高値をうかがう動きにあり、東京市場でも寄り前の外資系経由の注文が大きく買い越しとなるなどで外国人買いが期待されたが、実際フタを開けてみると全般手控えムードの強い展開となった。為替が1ドル=97円台前半で円が強含み、これを背景とした輸出主力株などへの利食い売り圧力を吸収できなかった。また、前場取引時間中に発表された4月の中国のPMIが市場予測を下回り、中国関連株など中心に逆風となった。今晩のFOMCや2日夜に予定されるECB理事会の結果発表を控えていることもあって、終始小安い水準で様子見気分に支配された。
 個別では、野村HDが安く、三井住友など銀行株も軟調。アイフルも売られた。トヨタ、ソフトバンクも売りが先行している。東芝機、カーバイドが大幅安。図書印、新日本科学も安い。半面、ケネディクスが堅調、ドワンゴも後場伸び悩んだものの高い。住友不、三井不なども買われた。池上通、アウトソーシング、栄研化、KLab、富士急などストップ高銘柄も続出した。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)