FOMCでは、景気、雇用の見通し下方修正か?

ロンドン以外の主要欧州市場はメーデーで休場
今晩、アメリカの中央銀行にあたるFRBの最高意思決定機関FOMC(連邦公開市場委員会=日銀金融政策決定会合にあたる)が開催されます。

今回の会合では金融政策の変更は予想されていませんが、発表される声明に注目が集まっています。声明の中でも、金融政策の見通しについては変更はない、と予想されていますが。その他の部分で文言の変更などの可能性があります。

前回3月21日のFOMC以降に発表された米経済指標は、非農業部門雇用者数や、小売売上高、耐久財受注、GDPなど主要指標で予想を下回る物が目立ちました。今回のFOMCの声明ではこうした指標の弱さに言及する可能性が高く、景気見通しや、雇用回復の見通しが下方修正される可能性があります。

もともと5月は季節的にNYダウが下落しやすい季節ですが、こうした見通しの下方修正がきっかけとなって、今年も株式市場が下落基調となれば、全般的なリスク回避の動きにつながって円の買戻しが進むと予想できます。その場合、4月中旬の95.80円付近の安値を下回れば、92円台までの大きな修正局面となる可能性がでてきます。

ただ、一方では景気見通しの下方修正がFOMCによる出口戦略(金融緩和拡大の停止)を後ずれの思惑を呼んで、結果的に株式市場を支えることになる、との見方もあり、その場合はドル円も再び100円を試すという展開が予想されます。

今日はロンドン以外の主要欧州市場がメーデーで休場ですので、普段よりも値動きが荒くなる可能性がありますので注意してください。