<話題の焦点>=クールビズ傾向に変化、ファッション性と機能素材にニーズ

 今年もクールビズのシーズンが訪れた。11年の震災以降、節電への意識の高まりで大手企業を中心に暖かい季節をノーネクタイなどの軽装で過ごすクールビズを採用する企業や団体が大きく増えている。

 政府も5月1日から10月末までクールビズを実施すると発表しており、庁舎の冷房時の室温を28度程度と高めに設定、民間企業にも協力を呼び掛けていく方針だ。

 クールビズのファッションの傾向としては、ポロシャツ、ノージャケットのカジュアル化が進んだ前年までと違い、ジャケットパンツスタイルのおしゃれな着こなしが増えるという。

 アベノミクスによる株高などの資産効果で高級化志向が広がっていることが背景で、景況感を映してモノトーンやブラウン系が減り、明るく、鮮やかな色のアイテムが主流になると見られている。

 軽量で吸湿、発汗や冷感機能を持った素材が夏物衣料に採用され、ジャケットを着用しても暑さを感じさせなくなったこともトレンドに変化を与えており、今年のクールビズ商戦はファッション性とともに、機能衣料、素材へのニーズも強まりそうだ。

◆クールビズ関連銘柄

★ファッション衣料:ポイント<2685.T>、レナウン<3606.T>、三陽商会<8011.T>、オンワードHD<8016.T>
★機能衣料:はるやま商事<7416.T>、青山商事<8219.OS>、ファーストリテイリング<9983.T>
★素材:東洋紡<3101.T>、ユニチカ<3103.T>、日清紡HD<3105.T>、帝人<3401.T>、東レ<3402.T>、クラレ<3405.T>、旭化成<3407.T>

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)