FOMCで量的緩和拡大の可能性を示唆

NYダウ、日経平均は下落
昨日の海外時間には、英国株が上昇したことや、米FOMCで資産購入ペースの拡大が示唆されたことでリスク選好の動きが強まる場面もありましたが、米株式が下落したこと。

欧州時間、堅調に寄り付いた英国株が発表された英・4月製造業PMIの結果が良かったこともあって一段と上昇したことからリスク選好の動きが強まって、ユーロドルは1.3200付近まで、ユーロ円は128.80円台まで、ドル円も97.70円付近まで上昇しました。その後もユーロ買いが続き、全般的にドル売りが強まったことから、ユーロドルは1.3240台まで、ユーロ円は128.90円台まで上昇し、ドル円は97.40円台まで反落しました。

NY時間にはいって、発表された米・4月ADP民間雇用者数が予想よりも弱い結果だったことからリスク回避の動きが強まって米長期金利が低下し、ドル円は97.00円台まで、ユーロドルは1.3200台まで、ユーロ円は128.30円台まで下落しました。その後発表された米・3月建設支出が予想よりも弱かったことや、米4月ISM製造業景況指数が予想よりは強かったものの、前月から低下したことなどもあってユーロ売りが続き、ユーロドルは1.3180台まで、ユーロ円は128.00円台まで下落幅を拡大しました。

NY時間午後、開催されたFOMCが終了し、声明で「失業率は依然高水準」「財政政策は景気拡大を抑制」などとされたことから一旦リスク回避の動きとなって、ドル円は93.00円台まで、ユーロドルは1.3160台まで、ユーロ円は128.00円付近まで下落しました。しかし声明の中で「適度な金融緩和政策を維持するために、委員会は資産購入のペースを加速もしくは減速させる用意がある」とされていたことからリスク選好の動きが優勢となって、ドル円は97.50円台まで、ユーロドルは1.3200付近まで、ユーロ円も128.60円台まで急反発しました。その後再びユーロ売りが強まる場面もありましたがNYダウが反発したこともあってユーロドルは1.3220台まで、ユーロ円は128.80円台まで上昇しました。

NY時間引けにかけてはNYダウが再び下落傾向となったことなどからリスク回避の動きが強まって、ドル円は97.20円台まで、ユーロドルは1.3170台まで、ユーロ円は128.10円台まで反落しました。

今日の海外時間にはECBの理事会が開催され、理事会後にドラギ・ECB総裁の会見が予定されています。またユーロ圏・4月製造業PMI、英・4月建設業PMI、加・3月貿易収支、米・3月貿易収支、米・新規失業保険申請件数の発表があります。