東京株式(大引け)=105円安、手仕舞い売りに4日続落

 2日の東京株式市場は前日の米国株市場が軟調だったことや為替が円高傾向に振れていることから売り優勢の展開。4連休を前にしていることもあり、手仕舞い売りも出て、日経平均株価は約半年ぶりの4日続落となった。大引けの日経平均は前日比105円安の1万3694円。商いも低水準で東証1部の売買高概算は27億3675万株、売買代金は2兆1791億円と前日を下回った。値上がり銘柄数は728、値下がり銘柄数は869、変わらずは113だった。
 きょうの東京市場は引き続きリスクオフの流れが形成され主力株中心に利益確定の動きが相次いだ。前日のFOMCでは金融政策の現状維持を決定、また声明では雇用など足もとの米経済指標の変調を意識して量的緩和の出口が一段と遠のく印象を与え、ドル売りの思惑を呼び円の先安期待に水を差す結果となった。円・ドル相場は1ドル=97円台前半で円が強含み、自動車などの輸出株に売りが出ている。全般は引け際に若干買い戻しが入ったものの、連休中にはECB理事会や米雇用統計などを控えており、これを見極めたいとの思惑から、ポジションを手仕舞う動きが終始優勢だった。
 個別では、トヨタが軟調でコマツは大幅安、ケネディクスも冴えない。ドワンゴも値を下げた。ファーストリテが売られ、CTC、JFEHDなどの下げもきつい。一方、東電が高く、三井住友も買いを集めた。ソニー、ファナックにも買いが先行している。芝浦メカが急騰、木村化、アドバネクスは値幅制限いっぱいに買われた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)